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今回の妖はちょっと怖い【明治・妖モダン】

「しゃばけ」シリーズの畠中恵の本が出てたから悩まず購入。 今回の時代は江戸時代じゃなくて明治。 「しゃばけ」シリーズは妖たちが当たり前にいるフほのぼのでちょっと切ないァンタジー世界だったけど、こちらはちょっと怪談テイスト […]

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陸奥南部藩に実在した女大名の物語【かたづの!】

初めて読んだ中島京子の小説。江戸初期の南部藩が舞台の小説なら是非読みたいと思ったのだ。 江戸時代の初期、陸奥南部藩にいた女領主、清心尼の物語。 時代の流れとしては秀吉の奥州仕置から九戸政実の乱が終わり、南部宗家に三戸南部 […]

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阿弖流為たちのきっかけ。号泣する真綱を見よ【風の陣】

はっきりいって読み進めるのが辛かった。でも、最後まで読んで良かった。 個人的になんだか鬱屈したものを抱えた中での読書になってしまったけれど、読んでよかったなぁって思える本に出会えて良かった。 全5巻。物語は奈良時代。高橋 […]

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権六は海を渡らなかったのか渡れなかったのか【真田太平記】

いまさらながら真田太平記を読んでいる。ようやく4巻目に突入。(新潮文庫版全12冊中) 池波さんの真田騒動を読んだのが2016年の4月だから、なんだかんだ1年近くたっていて、こんなに間があくはずじゃなかったんだけどな、と […]

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さまよう湖と笑わない皇妃と光秀の見たものと、など【楼蘭】

中島敦の「弟子」がおもしろかったから「孔子」が読みたく近所の本屋に行った。 けど残念ながら「孔子」がなかったから、「楼蘭」と「天平の甍」を買ってきた。 「天平の甍」は澤田瞳子さんの本が好きになっていつか読もうと思ってたか […]

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万城目学さんの「悟浄出立」を読んだからやっぱりこっちも【現代日本文学館 李陵 山月記】

万城目学さんの「悟浄出立」を読んで、やっぱり中島敦の方も読まねばということで購入。 前回の記事 実は西遊記って読んだことなかったです【悟浄出立】 李陵 中島敦のイメージは国語の教科書にあった「山月記」。 山月記も本書に収 […]

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とある幕末ミステリー?【黒書院の六兵衛】

浅田次郎さんの幕末時代小説。 大政奉還後の江戸城明け渡しに関して、にわか官軍に仕立て上げられた尾張藩江戸詰御徒組頭が見た、江戸幕府と武士の去りゆく姿。 壬生義士伝やお腹めしませなど、著者の得意とする幕末の武士の姿を描いた […]

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実は西遊記って読んだことなかったです【悟浄出立】

タイトルに惹かれて購入。万城目学さんの本は意外なことに初めてだった。 ご本人の解説によると、死によって中断してしまった中島敦の西遊記「悟浄出世」と「悟浄歎異―沙門悟浄の手記―」の続編が読みたいから自身で書こうと思ったとい […]

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幽霊はきっとでてこない。【文庫版 書楼弔堂 破暁】

巷説百物語シリーズや百鬼夜行シリーズよりもおどろおどろしさはない。 時代は明治の後半にさしかかるあたりか、御一新がちょっと昔になり始め、西洋文化がどんどん入ってきて西洋文化至上主義的な世情と、それに対する日本文化が萌芽を […]

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どぉーんといく薄斎先生は大剣豪か?【やぶ医薄斎 贋銀の湊】

これは実は剣豪小説だったのか? やぶ医薄斎シリーズ第2弾。 第1弾の時の記事はこちら やぶ医薄斎は藪医者なのか?【やぶ医薄斎】 今回も枯田薄斎の噛み合わなさが、すべての歯車を狂わせる。 出羽の小藩の洪水と、そこの港を舞台 […]