26

権六は海を渡らなかったのか渡れなかったのか【真田太平記】

いまさらながら真田太平記を読んでいる。ようやく4巻目に突入。(新潮文庫版全12冊中) 池波さんの真田騒動を読んだのが2016年の4月だから、なんだかんだ1年近くたっていて、こんなに間があくはずじゃなかったんだけどな、と […]

17

さまよう湖と笑わない皇妃と光秀の見たものと、など【楼蘭】

中島敦の「弟子」がおもしろかったから「孔子」が読みたく近所の本屋に行った。 けど残念ながら「孔子」がなかったから、「楼蘭」と「天平の甍」を買ってきた。 「天平の甍」は澤田瞳子さんの本が好きになっていつか読もうと思ってたか […]

01

万城目学さんの「悟浄出立」を読んだからやっぱりこっちも【現代日本文学館 李陵 山月記】

万城目学さんの「悟浄出立」を読んで、やっぱり中島敦の方も読まねばということで購入。 前回の記事 実は西遊記って読んだことなかったです【悟浄出立】 李陵 中島敦のイメージは国語の教科書にあった「山月記」。 山月記も本書に収 […]

24

とある幕末ミステリー?【黒書院の六兵衛】

浅田次郎さんの幕末時代小説。 大政奉還後の江戸城明け渡しに関して、にわか官軍に仕立て上げられた尾張藩江戸詰御徒組頭が見た、江戸幕府と武士の去りゆく姿。 壬生義士伝やお腹めしませなど、著者の得意とする幕末の武士の姿を描いた […]

14

実は西遊記って読んだことなかったです【悟浄出立】

タイトルに惹かれて購入。万城目学さんの本は意外なことに初めてだった。 ご本人の解説によると、死によって中断してしまった中島敦の西遊記「悟浄出世」と「悟浄歎異―沙門悟浄の手記―」の続編が読みたいから自身で書こうと思ったとい […]

13

幽霊はきっとでてこない。【文庫版 書楼弔堂 破暁】

巷説百物語シリーズや百鬼夜行シリーズよりもおどろおどろしさはない。 時代は明治の後半にさしかかるあたりか、御一新がちょっと昔になり始め、西洋文化がどんどん入ってきて西洋文化至上主義的な世情と、それに対する日本文化が萌芽を […]

08

どぉーんといく薄斎先生は大剣豪か?【やぶ医薄斎 贋銀の湊】

これは実は剣豪小説だったのか? やぶ医薄斎シリーズ第2弾。 第1弾の時の記事はこちら やぶ医薄斎は藪医者なのか?【やぶ医薄斎】 今回も枯田薄斎の噛み合わなさが、すべての歯車を狂わせる。 出羽の小藩の洪水と、そこの港を舞台 […]

20

猫じゃ猫じゃと踊りくるう猫又を見てみたい【すえずえ】

大人気しゃばけシリーズ第13弾。 今日も鳴家は元気です。 菓子修行中の栄吉や若だんなにもついに縁談が・・・ その他に妖達の引越しや、長崎屋のっとり計画などなど。 シリーズを重ねるごとに、少しずつ時間は経っていて若だんなた […]

16

さて幽霊は何匹でてきたのでしょうか【おちゃっぴい 大江戸八百八】

幻想郵便局で好きになった堀川アサコさんの江戸の町を舞台にした物語。 謎めいた彫師の青治、剣術道場師範代の蕎麦好きの巴、十手持ちの桃助の3人は幼馴染。 青治に片想いする巴、巴に片想いの桃助。 幼地味3人が江戸の暮らしで巻き […]

13

今晩の晩酌は日本酒にしましようか【月に捧ぐは清き酒 鴻池流事始】

後の鴻池財閥の始祖・山中新六の一代記。 小前さんの本は中国ものばかり読んでいたので、日本の歴史ものはちょっと新鮮味があって読むのを楽しみにしていた本。 中国歴史小説や、日本の歴史小説以外にも「残業税」とか、そういう本も書 […]