なぜできないかを考えたら読みたいと思った【なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉】

  • 書名:なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
  • 出版社:エムディエヌコーポレーション
  • 発売日:2015/7/31
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デザインの基本やプロセスをビジュアルを使って説明してくれる本。
実際の例を対比してビジュアルで見せ、なんでそれがそうなのかを考えることができる。
良書と思う。
なんとなく、やっていたところをを自分なりにきっかけををつかむことができればと思い購入。
レイアウトの方法や、それを選択する理由、色のこと、タイポグラフィや写真の構図などの解説もあり。
そういえばkindleのセールでもありましたね。

前置き

Webサイトを制作することをしています。
HTMLやらCSSやらJavaScriptやらWordPressやらそういうのを書いたりいじったり。
もう何年かやっているので、そういうことはちょっとできるようになりました。

でもそれで作ることができるのは、なんていうか、外側の箱なんですよね。
世の中に素敵なWebサイトがたくさんあって見ているだけで楽しいなと思うのですけれど、そういうのは本職のデザイナーさん(Webデザイナー)がデザインしていて、素敵に見えるようにように、使いやすいように、伝わるように、作ってあるからすごいんですよね。
僕もお仕事でWebサイトを作る時はデザイナーさんからデザインデータをいただいて、それをWebの画面上に表現する、ということをしています。
だからデザインができない僕が一人で作ったWebサイトって、自分で見ていて何か物足りなかったり、バランスが悪かったり、なんか、違うなって感じることが多いのです。

Webの世界というものは基本的にテキストでできています。
HTMLというものは、もともとテキストを表現するためのものでしたから。
それだけでは伝わらないし、使いにくいので、デザインというものが必要です。
今自分ができること、できないことを考えたときにこの本を読んでみようと決めました。

できること

PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックソフトを使って写真をいじったり、バナーを作ったりすることはできる。(バナー一つ作ってはなんだかうまくいかなくてヘコむ毎日ですが)
もちろんCSSやJavaScriptを使って、Web上に何かを表現したりレイアウトしたりすることもできる。
揃えたり、開けたり、詰めたり、そういうことはできる。
でも、できあがったものが「なにか」違うような気がする。

なんでできないのか

これまで特にデザインの勉強をしたことはない。
周りのデザイナーさん達や、Webサイトで見たかっこいいサイトや、そういうのを教材に見よう見まねでやってきた。
自分が作ったものが「なにか」違うのはわかるようになった。
じゃあ、「なに」を直したらそれがよくなるのかがわからない。

考えた結果、根本的に知らないせいなんですよね。
基本的なことを知らないから、それを解決するためのどこが問題なのか、それを解消するために何が必要なのかの選択をするための材料が自分の中になさすぎるんです。
なんとなくばかりで、理由がないんですよね。

ということで

やっぱり勉強するしかないよね、と。
この本を購入するまでの思考の垂れ流しなんですが、そういう経緯でした。
本として見ていても楽しい本だったし、内容を暗記したんじゃ自分の肉にならないので、読んだことをあとは手を動かして頭使って考えて、ちょっとずつでも上手になっていけたらいいなぁ。

コードの書き方であれば、オンラインで学習できる方法っていうのがいろいろ充実してきました。
以前紹介したUdemyなんかもそうですし、その他にもオンライン学習できるところが増えているように感じます。

以前の記事はこちら
Udemy(ユーデミー)というオンライン学習プラットフォームでWebの勉強するのもありかもしれない

だけどこういう基本、デザインの基礎的なものは自分で触れる形(紙の本)として持っていたいな、と。
書籍でもいい本たくさんありますし、紙の本より電子書籍っていう人もいると思いますし。
読んだだけでは身につかないので、手を動かして試して失敗してまた本に戻って。
これから何度も何度も眺める本になりそうな気がします。

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