自治体が書店をする【八戸ブックセンター】が楽しみ
Twitterをしていたらこんなのに出逢った。
【拡散希望。書店経験のある方を求めています】
「(仮称)八戸ブックセンター」の求人が開始されました。https://t.co/ug9iCkGrqe
Facebookに、この募集にかける思いも書きました。https://t.co/4s3aqyoSj1
どうぞ宜しくお願いします!— 内沼晋太郎 (@numabooks) 2016年3月18日
最初は普通の書店の求人だと思った。
ところがこの八戸ブックセンターってちょっと普通の書店ではないみたい。
八戸市のPDFから目的を参照すると、
市が実施している赤ちゃんを対象とした「八戸市ブックスタート事業」、小学生を対象とした「マイブック推進事業」に続き、主に大人を対象とした本のセレクトショップ「(仮称)八戸ブックセンター」を開設し、これまで手に触れる機会が少なかった本に出会える場の創出という、本に関する新たな公共サービスを提供することで、市民の豊かな心を育み、本のある暮らしが当たり前となる文化の薫り高いまちを目指す。
また、中心市街地に知的好奇心を満たす場であるブックセンターを開設することで、来街者の増加と回遊性の向上を図り、中心市街地の活性化にもつなげる。
とのこと。
書店としての機能に、カフェなんかを併設するみたい。
この計画には前述のTweetのブック・コーディネーターの内沼晋太郎さんがアドバイザーとして加わっているらしい。
内沼晋太郎さんは東京で本屋B&Bというのをやっておられるとのこと。
脱線するけど、本屋B&Bのサイト、カッコイイな。
本屋B&Bはビールの飲める本屋さん(!!?)みたい。魅力的、というか魅惑的ですねー
そういう方がアドバイザーとして参加されるということなら、これはちょっと期待したくなる。
既存の周辺書店との競合や、費用的な問題とか、難しいことは山ほどあるのだと思う。
そういう難しいことは、いろんな方が議論されているだろうし、これからもされるだろうからここでは考えない。
僕としては、単純に行ってみたい本屋ができる。そのように思う。
地域の本屋さんは地域の生活に根ざしていてほしいと思うし、そういうものを目指していくのだろうけど、県外に住んでいて年に何度も帰省しないような僕でも、帰省した際に行ってみたい、のぞいてみたい、と思わせるワクワクを感じる。
Tweet内のFacebookへのリンクの中で、この求人に対する内沼さんの想いが述べられているけど、他県の人間、八戸に移住してもかまわないと思ってくれるような人材、質の高い人材を求めていることも、どんな書店になるんだろうという期待を膨らませてくれる。
青森県には、そんなに大きな書店は多くない。弘前の紀伊国屋が一番大きいのかな?
※僕は地元の成田本店が見慣れているし愛着がありますが・・・
いろんな本を見たくてもなかなか見に行けないというのが現状だ。
きっとこれは地方都市にありがちなことなんじゃないかと思う。今なら確かにネットで本は買うことができるし、家まで持ってきてくれるけど、書店にいって書棚の前で見たことのない本を手に取ってワクワクするというのとは、またちょっと違うと思う。
そんな中で、行ってみたいと思わせる本屋ができるかもしれないというのは、本当に期待なのだ。
内沼さんの目指す、「これからの街の本屋」に八戸ブックセンターがなることができるのかどうか、楽しみだ。
問題は、帰省してもうちから八戸までは、ちょっと遠いってことかなぁ。
大体このマップのあたりにできるっていうことですね。
参考サイト
- 【Huffpost Japan】青森県八戸市が直営施設「八戸ブックセンター」開設へ 民間の書店や市立図書館との関係は?
- 【Web東奧】公共サービス問う契機に/八戸ブックセンター
- 記者会見 平成27年5月21日
追記2016.05.21
FBページできたみたいなので、リンク貼っておきます!!
八戸市のWebサイトに「施設基本計画書」のPDFが掲載されてましたので感想です。
八戸ブックセンター(仮)が(仮)じゃなくなってた【八戸ブックセンター】
追記2016.09.20
WebサイトやTwitterも始まったみたいです!リンクは上記ページにおいてあります。
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