月明かりのした、竹灯りを歩く【宵の竹灯籠まつり:新潟県】

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土曜日はあいにくの雨でしたが、日曜日はなんとか雨も上がった様子。
2016年10/8・9に開催された村上市の宵の竹灯籠まつりに行ってきました。

黒塀に竹灯籠が映える

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車を停めると早速和太鼓の音が聞こえます。
土地勘がないのでよくわかっていませんが、きっとそちらの方でしょう。

太鼓の音につられてやってきたのはお寺のようです。
門前のたくさんの竹灯籠に灯りがともっています。
脇本陣パンフレットを手に入れて早速散策します。
※暗くてパンフレットは活躍できませんでしたが。

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お寺、料亭、個人宅、商店。。
灯籠の道を歩くと、いろいろな場所から音楽や歌が聞こえます。
古い建物が多いのと、統一された黒塀に竹灯りが映えます。
火が消えたところはスタッフの方が補充しています。

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とても寒い夜でしたが、途中途中本陣、脇本陣などで温かい甘酒や玉こんにゃくを売っていました。
今日は余計おいしいだろうなぁ。
竹灯りに浮かび上がる町屋の格子窓、黒塀や蔵の白い壁。なんでもかっこよくみえるなぁ。
空にはぼんやり月明かり。古い街並みを歩くにはちょっと素敵な雰囲気でした。

地域の文化祭

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宵の竹灯籠まつりではいろいろな音楽が流れていました。
いろいろな町屋やお店、お寺を舞台にしています。
三味線、和太鼓、ギターとピアノとバイオリン、クラリネット、大正琴、歌を歌う人などなど。
なんだか地域の文化祭って感覚になってきました。
個人のお宅やお庭が開放されていて、囲炉裏があったり映画のような階段があったり。
当たり前にある古い本棚や鉄瓶がやけにかっこいい。
普段なかなか触れる機会のない歴史というか、文化に触れる事ができました。

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格子窓のなかにはお客さんがいっぱい。窓の隙間から眺めている人もたくさんいましたよ。
街灯にはポスターかな、が巻かれていて不思議な模様になっています。
音楽に連れられて素敵な雰囲気の喫茶店の前を通り、通りの終わりまで行ってみると最後に流れていたのは本日休業のスナックから流れるカラオケでした。
地域のお祭りですもんね、みんなで集まって盛り上がっているだろうなぁ。

景観と観光

村上市は越後村上藩の城下町。
北前船が寄港し商いも活発な土地だったのでしょう。
村上市といえば鮭の街でもあります。

鮭公園と三面川の河川敷を歩く【鮭公園(イヨボヤ会館):新潟県】

鮭や北限のお茶などの産物のアピールとともに、村上市は景観とそれにともなう観光に力を入れている印象がすごくあります。
景観行政団体もなり、黒塀通りや屏風祭、雛人形まつり、その他にも町屋に家印が掲げられていたり。
観光地の散策というよりも、歴史に根付いた生活の中を街歩きできるところです。
宵の竹灯籠まつりもその一環なのではないでしょうか。

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参考サイト

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