最上川で涼。白鷹の簗場に行ったこと【道の駅白鷹ヤナ公園:山形県】

img_2904_21451891658_o

写真の整理をしていたら2015年に山形県に遊びに行ったときの写真があったので。
この時は道の駅白鷹ヤナ公園が最終目的地ではなかったのですが、休憩に寄ったらそこに簗場(ヤナバ)があってテンションが一気にあがってしまいました。
訪れたのは9月初旬でしたが、まだまだ暑い日が続く時期です。
※写真はiPhoneで撮影したものです。

国道287号線を長井死から寒河江市方面に向かって走っていった時にたまたま立ち寄った「道の駅白鷹ヤナ公園」。愛称は「最上川あゆとぴあ」だそうです。
駐車場に車を停めると、眼下に最上川が流れています。
訪れたのは夕暮れに近づく時間帯。
川の向こうの山にお日様が沈んで行き、光と影がくっきりする時間帯でした。

簗場へ降りてみよう

img_2925_21451928198_o

「五月雨をあつめてはやし最上川」 (松尾芭蕉)
最上川といえば松尾芭蕉ですかね。

何せ国道287号線を走るのも初めてでしたし、「道の駅白鷹ヤナ公園」に来たのも初めてです。
そこに簗場があることももちろん知りませんでした。
公園内には鮎の塩焼きを売っているところがあります。
簗場に降りる橋が見えるのでそちらの方へ向かいます。
こちらの簗場は日本でも最大級だそうです。

img_2919_21451918348_o

簗場へは、橋というか階段になっていました。
この日は休日ということもあって家族連れ、小さい子供さんもいましたよ。
降りていくと簗場の上にあがれます。
川面、川の流れが目の前です。
簗場へ駆け上がる川の水が、山からのぞくお日様に反射してキラキラしていました。
水の流れる音と取り囲む木々、川面を吹く風が気持ちいい休日の午後です。

鮎のシーズンは8月末〜10月とのことなので、ちょっとまだ早い時期だったかもしれませんね。
簗場で鮎獲るとこも見てみたいなぁ。
こちらの道の駅にはウサギ小屋もあって、子供連れの家族が写真撮ったりしてました。
地場産の野菜も売っていて、道の駅って楽しいなぁ。

そもそも簗場とはなんだ?

簗場(ヤナバ)とは

梁漁
梁漁(やなりょう)とは、川の中に足場を組み、木や竹ですのこ状の台を作った梁(やな)という構造物を設置し、上流から泳いできた魚がかかるのを待つ漁法である。アイヌ語ではウライと呼ばれる。
すのこは上流側に傾いて設置され、上流側では水中にあり、川下側では水上にある。川の水はすのこを通って流れるが、上流から泳いできた魚はすのこの上に打ち上げられる(強制陥穽)。
Wikipedia「梁漁」より

この梁漁うする川の中の構造物とその施設が簗場ですね。
写真にあるすのこの上に、鮎が打ち上げられていくわけです。

簗場とコイノボリ

こちらの簗場ではゴールデンウィークに「ヤナ開き祭り」が開かれ、簗場の上を川を横断してコイノボリが見られるそうです。
新潟県加茂市の加茂川のコイノボリもスゴいですけど、簗場の上のコイノボリっていいうのもまた風情がありそうですね。
※下の写真は加茂川のコイノボリです

img_2032_19038830469_o

 

 

参考サイト

広告
広告

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL