日本海の夕陽が佐渡に沈む【角田浜海水浴場:新潟県】

朝日は山からのぼり、夕陽が山に沈む。
そんな少年時代だったので、それが当たり前のことだと思っていた。
日本海側に越してきて、夕陽は海へ沈むものだと知った。

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ということで、新潟県の海沿いを走る国道402号線シーサイドラインは「日本海夕日ライン」と呼ばれ、夕方走ると夕陽が海に沈んで行くのを見ることができます。
またこの道沿いには海水浴場が点在し、越後七浦とも呼ばれます。
この日は天気が良いので夕陽見学に角田浜海水浴場へ行ってきました。
角田浜海水浴場は県外からも訪れる人の多い、大きめの海水浴場です。

蟹とたわむる

夕陽が沈むまで少し時間がありそうなので、海岸を散歩。
暑い日でしたが、海水浴場もこの時間になると人が少なくなりますね。
夕方の犬の散歩に訪れた人、併設されたキャンプ場にキャンプに来ている家族連れ。
端のテトラポッドの方へ行くと、小さな蟹がわんさかいます。
泣き濡れて蟹と戯れたのは石川啄木『一握の砂』ですが、こちらは思わず童心に帰って捕まえることに夢中になってしまいます。
小さな子どもたちも蟹を見つけて大喜びです。
砂浜ではカラスやカモメも遊んでいました。

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日の沈む先には

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まだ少し日が高いですが、帰って海面に夕陽の道ができていて綺麗です。
犬の散歩に来た人は、何度もおもちゃを海に向かって放り投げ犬は嬉しそうに取りに行きます。
ちょうど夕陽が逆光になって、きれいな写真が撮れました。

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缶ビールを片手に夕陽を待つ人、日が沈むのを浜茶屋から眺める家族。
日が沈んで行くのを見る人は少しずつ静かになるものなんですね。

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夕陽が海面に近づくと、ピンク色の空は段々真っ赤に変わります。
海面までまだ間がありますが、夕陽が見なくなっていくにつれ、夕陽にギザギザの島影が映ります。
そうなんです、この辺では夕陽は日本海ではなくて、佐渡に沈んでいくように見えるのです。
この日は昼間は雲がかかっていて佐渡が見えませんでしたが、夕陽に照らされ徐々に島の形がくっきり見えてくるのはちょっと不思議で、綺麗でしたよ。

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