夏の暑い日は湿原でのんびりいかがですか?コオニユリと桔梗が咲いてました【たきがしら湿原:新潟県】

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3連休の最終日、ようやく夏晴れの空になったので、新潟市から2時間ほどの阿賀町までドライブ。福島県と新潟県の県境方面です。
旧上川村、現在は阿賀町にあるたきがしら湿原へ行ってきました。
カーナビに住所をセットしていきます。「阿賀町七名乙」
「七名」ってなんて読むんだろ?「しちな」?まさかの「ななな」?
この疑問は県道227号線から「太田」交差点を県道228号線に曲がる手前の道路標識で氷解。正解は「ななめ」だそうです。
県道228号線を登っていき、右に曲がって橋を渡ります。ずっと下を川が流れていて絶景、写真を撮ってる人もいましたよ。

さらに山道が続きます。途中にはゲートもあります。※1
結構な山道です。道路はしっかり舗装されているので平気ですが、狭い道でカーブも多いのでカーブミラーを確認しながら進みます。
ところどころ「たきがしら湿原」の案内版。
登っていくと展望台が見えたところで到着です。
駐車場にはトイレもあります。

まず展望台から登ってみましたが、湿原にすむ昆虫の標本や、無人の飲物の販売所があります。土足厳禁がいい感じです。
二階は休憩室になっていて、結構広く天窓があるので明るい空間です。外に出るにはサンダルを借りられます。
全体的にアットホームな感じです。
二階からは湿原が山に向かっている風景と、水面に山や空が映り込んでいるのが見えます。

下に降り探検開始です。
木道が続いているのでそれに沿って歩きます。
木道は新設されたのかな?古い木道の隣(上)に一段高くなって新しい木道が伸びています。

木道を歩くと、水音と虫の声が聞こえます。
湿原の上には植物が茂っており、なんだか生き物の音がします。
小さなトカゲが出てきたり、おもしろい形のバッタがいたり。見つけられなかったけど、イモリもいるようです。
イモリ見たかったなぁ。

季節でしょうか、ヤブカンゾウとコオニユリのオレンジの花が揺れています。
つぼみのものもたくさんあったから、これからもっと咲くのでしょう。
しかししばらくヤブカンゾウとコオニユリの区別がつかなかった・・・

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東屋の方まで歩くと、桔梗の花が咲いています。
見たかった桔梗。
桔梗っててっきり秋の花だと思っていたんですが、開花時期は6〜8月、夏の花なんですね。
ぷくっとしたつぼみ、白い桔梗もありました。
東屋の中では、立派なカブトムシがアリの餌になっておりました。。。
ざわざわ音がするので見てみると、カモが水面をスイスイと。くちばしを潜らせている所を見ると、お食事中でしょうか。

イトトンボ、ハグロトンボ、赤とんぼ、いろんなトンボも飛んでいます。
歩道の柵には、今日羽化するつもりでしょう、蝉の幼虫がえっちらおっちら登っていきます。
大きな犬を連れた人、大きなカメラを持った人。いろいろな人が訪れていました。
水面には山と空がくっきり映り写真映えしますね。睡蓮かな?水の上にも花が咲いていました。

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ぐるりとまわりましたが、奥にもまだまだ道があるようです。
夕暮れどきが近づいたので今日はこの辺で。
生き物の気配というか、のんびりまわっているだけでなんだかワクワクします。
また今度遊びにこよう。ここは楽しい。

たきがしら湿原について

たきがしら湿原は人工の湿原とのこと。結構高い所にありますし、なかなか珍しいのじゃないでしょうか?

※1
ゲート開放時間(8:30〜17:00??)があるようです。たきがしら湿原はホタルの生息域でもあり、ホタル鑑賞の期間中は遅くまで開放しているようですが、ホタルの鑑賞に関しては、車のヘッドライトの影響が大きいため、行く時間帰る時間は気をつけるように張り紙がしてありました。
出掛ける前に確認しておくといいです。

参考サイト

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