生まれてきた子供の幸せを願うつるし雛【道の駅良寛の里わしま:新潟県】
久しぶりにカメラを持ってお出かけ。
今年は冬の間なかなか出かけられず、本当にすごく久しぶりになってしまった。
道の駅でつるし雛が見られるということで、長岡市の道の駅「良寛の里わしま」のまで行ってきた。
つるし雛とは
つるしびなは、様々な小さなお人形をたくさん作って、それをぜーんぶ吊るしちゃう、っていうとってもユニークなものなんです。
吊るし雛が始まったのは、江戸時代といわれています。
その頃、特別裕福ではない一般のお家では、雛人形はとても高価なもので、なかなか手に入らないものでした。
だけど、生まれてきた子供の幸せを願う気持ちはみんな一緒。
だから、お母さんやおばあちゃん、叔母さんから近所の人たちまで、みんなで少しずつ小さな人形をつくり、持ち寄って「つるし雛」が作られ始めたんです。
つるし雛(つるしひな 吊るし飾り)の由来、始まり(吊るしひな大百科)より引用
こんなサイトもありました。
上記は「吊るしひな大百科」さんから引用。
おそらく雛飾りの一種なんだろうけど、飾り付けをみると雛人形のように女の子用といった感じではなくて、五月人形のようにカブトをかぶった人形があったり鯉にのった人形があったり、男の子も女の子もっていうように見える。
人形の人形だけじゃなく、大根や座布団、亀に鶴、いろいろな人形があって、それぞれにちゃんと意味があるんだそう。
手づくり感
会場は2ヶ所に分かれていた。
和(やわ)らぎ家が第一会場で、第二会場は良寛の里美術館。
まずは和らぎ家から。ここは国道116号線から曲がってすぐの道の駅(インフォメーションセンターがあるあたり)からはちょっとあるので、車で向かった方が楽。
看板ものぼりも出ているのでそちらに向かう。
駐車場ではそれなりに車の出入りがある。
入り口を入って行くと正面につるし雛。
展示ルームはその裏に一部屋。左右から入れるが、入るとつるし雛がたくさん並んでいる。
スペースごとに作ったグループや季節ごとの展示がしてあって、違いを探しながら見て行くのも楽しい。
それほど広いスペースではないけれど、ひっきりなしに人が来て見学していく。
やっぱり女性の方がずっと多いみたい。
ぐるりと回って良寛の里美術館。和らぎ家からは歩いて5分ぐらい。
こちらは入ってすぐのスペースに展示されている。
ちょうどつるし雛の先生が来ていたのか、同じく来ていた生徒さんたちと会話していた。
なんだかこういうところにも手作り感があっていいなぁと思った。
よく見ていくと、アルパカがいたり笹団子があったり、手作り感と地元色が出ていておもしろい。(長岡市にはアルパカがいる。山古志アルパカ牧場)
このつるし雛は近隣市町村(柏崎市、出雲崎町)のつるし雛祭りと合わせてスタンプラリーを開催するとのこと。
なんだかそうやってセットにしてあると、一つ行くと全部行ってみたくなるから作戦にまんまとハマっているんだろう。
良寛様って?
良寛は、江戸時代後期(1758)に越後出雲崎に生まれました。江戸時代を代表する禅僧で、我が国の勝れた詩人、歌人、書家ともいわれています。
良寛記念館 ryokan memorial museumより引用
なんとなく子供と鞠つきをして遊んでいるお坊様といった印象があったけど。
その良寛が最後に住んでいたのが和島だったらしい。
新潟では郷土の有名人っていう感じか。
和島に限らず、出雲崎町や燕市など良寛ゆかりのなにがしがあるところが多い。
あと、新潟には「良寛牛乳」っていうのがある。
「良寛牛乳」のヨーグルトはAmazonでも買えるみたい。
はちすば通りっていうところもすごく気になったけど、雨が降っていて今回は断念。
雰囲気がある通りっぽいから、また今度晴れた日に散歩しに来ましょう。
しかし道の駅に売っていた「ガンジープリン」のがすごくおいしそうだったんだよなぁ。。
これもまた次のお楽しみ。
参考サイト
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