写真よりずっと凄かった、これは実際見た方がいい【龍ヶ窪:新潟県】

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新潟県津南町の龍ヶ窪。
観光情報とかに掲載されている写真の緑色の水面見て、これは嘘だろう、加工だろうって思ってました。
こんなスゴい色になるわけない、と。
すいませんでした。
むしろ自分の写真の腕では見えたように写真が撮れません。
これは実際に行って見てもらった方が絶対にいいと思います。

決して濁ることはないと言われるもの納得の風景

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駐車場から階段を降りると、林の中の遊歩道になっています。
とても暑い日でしたが、林の中は涼しく木漏れ日がキレイです。

遊歩道を進むと、水音が聞こえます。
龍の姿をした水道(?)と、池から流れる水路にかかる橋が見えます。
ちょっと急な階段を登るとちょっとした広場になり、道が2手に分かれます。
片方は「遊歩道」、もう片方は「飲用水(※飲料水だったかも)」の矢印。

 

 

遊歩道の方を進みます。水源に近づいていくのかな?
遊歩道はウッドチップが敷かれていて歩きやすいです。
左手を見ると、木々の間に水面が。。。
一瞬、そこに見えているのが水面なのか、林の続きなのかわからなくなりました。
水面があんまりにも鏡張りで、周りの景色を反射していしまっています。
緑色なんですよ。
ちょっとこの感動は写真でも文章でもうまく言えないのですが・・・

 

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遊歩道を進むと、何カ所か龍ヶ窪の池のそばに下りることができるようになっています。
近づくとよけいにえらいこっちゃ、でした。
おそろしく透明度の高い水が全て反射していました。
見る角度によって、映るものが変わるので違った景色になります。
自分の足元に、林と向こうの空が広がっているのです。
木々の緑の下には緑色の水面が、夏の空には青の、おおきなブナの木は白く、そのまま反射しています。
その水面に波紋が広がると、その景色が徐々にモザイクのようになっていくのです。
ずっと見ていても飽きません。

 

 

遊歩道には1カ所分かれ道、池に沿って進みます。
小さな橋を渡り、奥まで進むとほこらがあります。
ここで行き止まりです。
大きなオニヤンマがスイスイ飛んでいきます。

 

 

周りの木にはカエルの姿も。他ではたくさん見た蝉の抜け殻をここでは見なかったなぁ。
そういえば不思議な色のキノコもありました。
他にもサンショウウオが産卵に来るようですが残念ながら会えず。見てみたかったよ、クロサンショウウオ・・・

分かれ道まで戻って進んでみると、グレーの鳥居を裏から潜り道路に出ます。
入口が2カ所なんですね。鳥居には「龍田宮」と掲げられていました。

龍ヶ窪のお水をいただきます

戻って今度は飲用水の方へ。
こちらはあっという間に着いてしまいました。

水を汲むことができる水汲み場があり、その向こう側にお札所、階段を上ると神社になっています。
お賽銭をあげお参りした後に早速お水をいただきます。
とても冷たくておいしい!他にも水筒を何本かもって水を汲みにきている家族もいましたよ。
柔らかい感じがするお水です。
この猛暑日には格別おいしいなぁ。

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周りにはブナの大きな木。ずっと見上げないといけません。
ブナの木たちも保水と浄化をしてくれているんでしょうね。

龍ヶ窪について

湧水

龍ヶ窪は1985年に名水百選にも選ばれている湧水で、1日1回池の水が入れ替わるほどの湧出量があり、決して濁らないと言われるのも納得です。
この辺りには河川がなく、地域の生活の水として、灌漑用水としても利用されているとのこと。
生活に密着する湧水だからこそ、なくてはならないものであり大切にされてきたのですね。

龍神伝説

龍ヶ窪には龍神伝説があるのだそう。矢印の出ていた広場にも看板が出ていて、そこには4パターンの伝説が載っていました。
龍神の伝説があるくらいですから、

  • 古くから龍(神様)と関連づけられ大切にされてきた
  • 怖いバージョンもあるので、逆説的に大切に扱わなければ行けないとしめしている
  • 雨乞いの神もしているようなので、この地域も水に苦労した経験がある

なんてことが想像できますね。

駐車場について

駐車場は協力金ということで有料です。
この日は管理所に人がいたのでお金を手渡しましたが、いないときは階段のとこにあるポストに入れるのかな?

近くには「竜神温泉 竜神の館」もあります。
夏の暑い日にはさっぱり温泉入って帰るのもいいですね!

参考サイト

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