わさびと大根おろしで雷豆腐が食べたい【隠密 味見方同心(六) 鵺の闇鍋】

  • 書名:隠密 味見方同心(六) 鵺の闇鍋
  • 著者:風野真知雄
  • 出版社:講談社文庫
  • 発売日:2016/7/15
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主人公が1巻で殺されるという驚きの展開だったこのシリーズ。
兄を殺したのは誰か、兄が最後に残した「この世のものとは思えない」食べ物を探して、シリーズは万能な兄波之進から弟味見方同心魚之進へ引き継がれる。


隠密 味見方同心(一) くじらの姿焼き騒動

味見方というだけあり、毎回食べ物が事件のきっかけとなる。
今回は卵、豆腐、闇鍋、うどんなど。

雷豆腐

その中で気になったのが雷豆腐。
豆腐をごま油で炒め大根おろしとわさびで食べるらしい。
雷豆腐の名前の由来は水気の多い豆腐を油で炒めるとバリバリと音がするからだそうな。

豆腐はちょっと甘じょっぱく味付けるのがいいのかな。
雷豆腐で検索すると、汁気のないもののと結構汁気のあるものと両方出てくるけど、豆腐はかなり水が出るからきっちり水分飛ばすのは難しそう。
わさびの千切りなんて書いてあったけど、わさびって千切りでも食べるんですね。
わさびなんてチューブに入ったもんだもんぁ。
これはちょっと作ってみたい。ごはんでも、お酒のつまみにもよさそう。

鵺の闇鍋

闇鍋ってしたことないな。
闇鍋をしていた蘭方医学生たちは正体不明の肉を鵺の肉であるという。
そういえば、サメって食べますか?
青森の方では食べるらしいけど食べた記憶ないなぁ。南部の方だとあんまり食べないのかな。
近所のスーパーで切身が売ってたから煮付けにしてみたけど、思ったよりずっと食べやすくておいしい。
骨から身がすっとはずれるので食べやすく、身はかなりふわふわ。
アンモニアニ臭があるとかいうけど気にならなかった。
作り方はカレイの煮付けと同じでやってみました。

このシリーズは時代ものだが、何となく現代ものの雰囲気でサクサク読める。

食べ物がおいしそうな時代小説なら池波正太郎さんと高田郁さんかな。
宮部みゆきさんもおいしそう。
お腹すいてきたなぁ。

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